◆・・・6章:シックスセンス

・・・14歳。地位は国家錬金術師(仮)
特技はテコンドー、名手です。錬金術と機械鎧整備と裁縫と料理も出来ます。
そして、実は・・・第六感が非常に優れています(泣
今まで数々の心霊体験をしてきたりします・・・そして今、私は
幽霊の・・お へ や★に捕らえられております
「父さん、母さん、先立つ不幸、お許しを。私は今日、幽霊の餌になるのかもしれません(泣」

・・・どんどん壊れていくの思考。確かに今までの心霊体験を思い返してみると、
この事態はまず今までに無いパターンだ
今までのは皿が浮遊したり、血まみれのおばあさんに地面に引きずり込まれそうになったりと
怖い夢で済む様な事件ばかりだったが、今は違う。
まさに今、起きたばかりなのに、真っ白な日当たりの良い部屋のベッドで寝かされてます。
そして同じようなベッドが沢山在る事から、何人もの人が食われた事を連想させます。
怖さ倍増とはまさにこの事。恐がりなの思考はどんどんそれいってきている。
「去年の夏は海に入って機械鎧が錆びたりしましたね・・・おかげで軽くて錆びない素材に改良できましたね・・」
取り憑かれたように一人で思い出話に浸る。他の者から見れば怪しいだけだ。
「ん・?お嬢さん、目ェ覚めた??」
ビクっ、とが飛び跳ねる。瞬間、振り向くと、煙草をくわえた背の高い男の人が扉の前に立っていた。
「あっ!?貴方が助けてくれたんですか!!!?有り難う御座いますー!!お名前は??そして此処は・・」
・・どうやらは、この人が、幽霊退治をしてくれたと勘違いしている様だ。
「え・・?あっ、俺・・?ジャン・ハボック。地位は少尉。そして此処は軍の仮眠室。」
「私はと申します。地位は国家錬金術師(仮)です!」
「へぇー・・で、何であんな所に居たんスか?」
「・・・・何ででしたっけ・・・・?」
何でだ、何でだ・・・と唸りながら考え込んでしまった。寝起きで頭の回転が遅いのか、なかなか思い出せない。
「のわっ!!思い出した!!父さん探さないと!!ではっ!助けてくれて有り難う御座いました!」
スチャッ、と敬礼して扉から出ようとする。しかし扉の先にはまた暗い廊下。
扉をパタンと閉めたは、可愛らしい爽やかな笑顔でこう言った。
昨日、移動してきた、少佐の所まで連れて行って下さい

と、いう訳で、廊下を進みまくっている。
・・・ハボック少尉、優しいなぁ・・・初対面の私なんかを助けた挙げ句、
連れて行ってくれーって嘆いてる私をわざわざ連れて行ってくれるなんて・・・
なんていい人なんだ!!今時の若者もこのくらいの優しさがあれば・・・っ!!
「・・・ちゃん?」
「ハイ??」
「あれ・・が少佐・・っス、なんか荒れまくってるなぁ・・・」
と、前方を見るとまごうことなき我が父、少佐が大佐の部屋で泣き叫んでいる。
「父さん??オーイ。」
『あれっ?!もう探してたんだよ!!少佐、が居ないからって探し回っちゃって・・・』
「おぉ!君・・早くこの暑苦しい男をなんとかしてはくれまいか・・・」
大佐が自分にに泣きついている少佐を指さしながら言う。
っ!!お父さんは探しまっゴフッ!!」
の蹴りが見事に少佐のみぞおちにHIT!!
「がはっ・・ぢ・・ぢごく・・・」
「父が大変ご迷惑をお掛け致しましたv」
「父さんv・・・いいかげん、娘に恥かかせるのやめてくれない?メソメソ泣くな!!暑苦しい。」
大佐から少佐を引っ剥がし、大佐に天使の様な笑顔を向けると、少佐に悪魔の様な笑顔で言った。
「でもが見つかって良かったな!少佐!」
無邪気そうにエドが言う。
「ウン・・・もうーー心配したんだぞー!!父さんは寂しくて寂しくて・・・」
「何?ってか家帰るね私。あっエドとアルも一緒に良いでしょ?」
「えぇっ!?男の子を二人も家に連れ込むなんて許さん!父さんは認めん!!」
「散々迷惑かけといてソレは無いのでは??大体新人なんだから、一週間くらい宿直にしてもらえば?」
少佐、ご愁傷様。
「エド、アル、家行こ!汽車で行きます??」
「おう、厄介になりますね、少佐。」
『あっ、お邪魔しますね、少佐。』

「何か色々有ったけど、エドとアルと一緒に家帰るからー、客間掃除しててねー。じゃ、」
ガチャン、と受話器を置く。どうやら母に電話してた様だ。
君、待ちたまえ。」
向こう側から大佐が歩いてくる。
「はいっ何ですか?」
「一週間後、また来てくれ。国家錬金術師試験の結果が返ってくるからな」
「あぁ!国錬の!分かりましたー」
「国錬??」
不思議そうな顔をして聞き返す大佐。
「あぁ、私の家での国家錬金術師の略ですよ、私語です。」
「しご・・・・?(笑」
ー!!汽車の券取れたぞー!!」
「今行くー!それでわっ!また一週間後来ますから」
分かった、と笑顔の大佐。背後からの父が駆けてくる。
ー!!もうすぐ帰るからなー!!」
猛ダッシュでやってくる少佐をなるべく見ないように大佐に笑顔を向ける
「大佐v」
「何だね君」
「あの暑苦しいブツを一週間宿直に出来たりしませんかね?」
「それは良い案だ、早速採用しよう。」
笑顔のやりとりは、それはそれは怖かったという。
それでは、と東部の大きな玄関から出て行く3人を
羨ましげな眼差しで見つめる少佐。
大佐が少佐の肩にポン、と手を置いて
「一週間、頑張ってくれたまえ」
と捨て台詞を吐き、嬉しそうに部屋へ戻っていったのは
その場に居合わせたハボック少尉とホークアイ中尉しか知らない。
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〜反省会〜
姫空「東部脱出」
エド「よかったねぇ・・めるサン・・・」
姫空「怒っとります?エドワードサン」
エド「出番よこせ!!」
姫空「うっさい!あんましつこいと出番減らすぞコラ!」

感想、意見待ってマスv
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