◆・・・10章:正体不明

「賢者の石・・ですか??確か極僅かな代価で莫大な錬成を行える石・・?」
「なんで最後疑問系なワケ?で、続きは?それくらいならこっちも知ってる。」
「あの〜こんな事言うのも気が引けるんですが・・」
「何?」
「それしか知らないんです・・」
遠慮がちに言うに目が点のラスト達。
「えぇ!?」
「キャー!!御免なさい御免なさいー!!」

「・・・コレが最終兵器・・・?」
「そうです」
『ただの・・鳥にしか見えないんですけど・・・』
「・・だって・・・」
『「だって・・?」』
だって鳥なんだもーん!
突然ユルくなったの母を垣間見て、目を丸くするアルに硬直するエド。
『えっ!?でも、確か”最終兵器”・・って?』
「あぁ、それは・・」
ピーンポーン♪
「・・・大黒柱のお帰りだわ」
バンッ!!
ー!!は何処行ったー!?
「それがまだ見つかってな・・」
「エドワードエルリックー!!」
だばばーっと涙を流しながらエドに縋り付く少佐。
「なっ!?どうしたんですか!?ちょっとあの・・放し・・グフッ!
少佐の素晴らしき馬鹿力で、今にも肋が折れてしまいそうな勢いのエド。
『あっ、大佐にホークアイ中尉、こんにちはー』
「アラ!まぁ!格好いいお兄さんに美人なお姉さん!どうなされたんですか?」
「ロイ・マスタングと申します。少佐があまりにも手のつけられない状態なので連れて参りました。」
格好いいお兄さんと言う発言に照れながらもポーズまで決めて夫人に言う大佐。
「あっ、そういえば軍に連絡したんだったわ!スミマセンー!主人がお世話になりましてー」
にこやかにロイ大佐とホークアイ中尉に言い放つとクルリと振り返り
未だエドに縋っている少佐をどす黒い笑顔で見つめた。
「母さーん!!もう父さんは!!父さんは!!悲しくて胸がはち切れそうだ!!」
ドゴンッ!!
「ごふっ」
の母、夫人の機械鎧キックが見事少佐の顔面にヒット!
・・・少佐はこの家族の女性群から殴られ続けてきたのだろうか・・・
だとしたらきっと、少佐はキメラ並の生命力の持ち主だ。
「なっなにすんだよぅ、父さん痛いよぅ・・・」
「あなた!今はとにかくちゃんの居場所を探ることが先決よ!じたばたしたって駄目!」
の母のもっともな意見に皆静まりかえる。
「「「『「・・・・・」』」」」
「・・・♪じったばったすっるぅなよぉー、世紀末がーくーるぜー」
・・・この人は娘を助ける気が有るのだろうか(汗
さん!それより最終兵器の説明を・・・」
「アラ!そうだったわねー!あのね、あの鳥はね!一見何の変哲もない鳥に見えるんだけどね!」
『真っ黒ですねー、洗ったハズなのに・・』
タオルにくるまれ、机の上に寝かされている鳥と思われる生き物は
漆黒の闇の色をしていて、黒光りしていた。
「そうなのよ!んでー、アレは・・」
ゴウッ!!
小さな黒い陰が凄い早さで開けっ放しの扉から外へ出て行く。
一瞬の出来事な上、の母は机に背を向けていたので気付かず話し続けている。
「でね・・アレはねー・・・」
さん!大変です!!鳥が逃げました!!」
「えっ!?あらー本当ー。追いかけなくちゃー」
外へ駆けでる一同。
「・・・居ないですねぇ・・・」
「大佐、よく見てください。」
ホークアイ中尉の見上げる方向には確かに小さな黒い鳥が留まっている。
「あーいましたねー。実はねー、あの鳥はカラスとお祖父さんの錬成物なんですよー」
「『は?』」
「いや、だからあの鳥はカラス+お祖父さんなのよー」
「どういう事ですか!?」
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〜反省会〜
烏の正体はお祖父さん・・!?
ちなみに烏と書いてカラスと読みますよ。とりと間違えないでね。
また中途半端な終わり方で空しいです・・;
実は11話まで下書き出来てたんですが・・私の不手際でファイルを消してしまい、
初めから書く羽目に・・・反省。

えどぅぉおぉおぅぉー!!
早くたんを助けてあげとぇえぇえぇえー!!
(阿呆か
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