◆・・・太陽と月と空  〜第1章 消えた嬢ちゃん何処行った!?〜

「んー・・やっぱ太陽は良いなぁ・・」
布団を窓の縁に引っかけ、天日干しすると、鞄を手に取り外へ出た。
「行ってくるぞー!」
「あぁ・・いってらっしゃい・・・」

この家にはオレと祖母しか住んでない。
オレの父さんも母さんもの父母も科学者だった。
3年前、実験で操作を誤って死んだ・・・
ってお婆ちゃんから聞いた(無責任
でも別に過去とかどうでも良いし。
顔も見たこと無いし、どうでもいいし!今が良ければ全てよし!



ー!!起きろ!朝だぞー!!起きんかい!!!」
親友のを呼びに来る。
はオレと同じく父も母も居ない一人暮らしなので、起こしに来ないと起きないのだ。
?」
いつもなら、寝惚け眼を擦り擦り、窓から顔を出すの返事がない。
只、開いたままの窓から、強い風の所為でカーテンが飛び出し、靡いているだけだった。
「入るぞーって鍵も開いてるし!不用心だなぁ、オイ」
よく整頓された家、一人で住むには大きすぎる程だ。
見慣れた家の階段を駆け上ると、の部屋の前まで来た。
「オイ、。いねぇのかよ?」
ガチャリ・・・とゆっくりドアを開けると、在るべき者の姿はなく、制服と鞄も取り残されたままだ。
「・・・どっか行ったのか?」
とりあえず出掛けたと思い、の家の合いカギ(二人ともそれぞれの家のを持ってる)で、扉を閉め
の家を後にした。

「おっはよー」
「あっ、おはよー!!あれ?は?」
「えっ?やっぱ来てねぇ?オレも知らねぇんだよ・・ったくアイツずれてるからな〜」
「えっ!?も知らないの!?何処行ったんだろ〜、の事だから寝惚けて隣の県とかまで行ってそう・・」
等と冗談じみた事を言ってられるのも此処までだった。

「えっ!?連絡無いんスか!?マジ!?」
「マジだ、お前も聞いてなかったのか?」
「オレだって聞きたいくらいっスよ・・」
担任の教師に勢いよく問いつめたものの、連絡は無いようだ。
「まぁ、仕方ないだろう。また放課後連絡してみるよ。さぁ席に着けー、」
今は兎に角、からの連絡を待つしかなかった。




「ロイ大佐・・・に、リザさんにハボさんまで・・・夢・・・ですか?」
未だ唖然とし、状況を飲み込めていない少女は、ポカンと口を開けたまま、その場に呆けた。
軍の職員も、その少女の一風変わった外観に釘付けだ。
そんじょそこらの女の子とはちがい、まさしく”美少女”と言う名がピッタリの可愛らしい少女。
しかし、何故か服装は寝間着。しかもこの外観とこの軍の施設とでは、不似合いにも程が在りすぎた。
「キャー!!ホントに動いてる!喋ってる!夢だが凄い!にも見せてあげたいなぁー♪」
・・どうやらこの少女が、この事件の張本人、の様だ。
「どうしたのかねお嬢さん。第一何故私たちの名前を・・・」
「きゃぁー、どうしよーっv、アル君居るかなぁー?」
「聞いてませんよ、大佐・・・」
「・・どうしたものか・・」
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THE、反省会YO!
姫空「主人公はちゃんです!!ちゃんはお友達ですよ!!」
エド「ってかはアルのコトが・・・(落ち込み&怒り」
姫空「えぇっ!?まだ分かりませんよ、大どんでん返しもあるかもですし・・・」
アル『えぇっ!?ボクはこのままの方が・・・』
姫空「ではっ!さようなら!!」
エド「待てよコラ」
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